matsubockrin 子どもの本棚

親子で読んだおすすめの絵本・児童書を紹介します。

なぞなぞのすきな女の子

子どもってなぞなぞが大好きですよね。自分で答えるのも好きだけど、問題を出すのも大好き!ひとつ覚えると問題を出して、「う~ん」と考えている顔を見て満足そう。「それってダジャレじゃ…」って答えにも、得意になって教えてくれるのでおもしろいです^^

 

なぞなぞのすきな女の子も、あんまりなぞなぞを出すのでお母さんがお手上げになり、一緒になぞなぞをしてくれる人を探しに出かけます。

途中おなかを空かせたおおかみに出会うのですが、女の子は得意のなぞなぞを出し、おおかみは考え込んでしまいます。

 

おまぬけおおかみと、機転の利いた女の子のやり取りがユーモラスで、子ども達は大喜び。最後はまるで昔話にあるようなぴしゃりとした終わり方で、みんな安心。よかったね!と笑顔です。


なぞなぞのすきな女の子
松岡享子:作/大杜玲子:絵
学研プラス