matsubockrin 子どもの本棚

親子で読んだおすすめの絵本・児童書を紹介します。

おおきなかぶ

「うんとこしょ どっこいしょ まだまだ かぶは ぬけません」

歌うようなこのフレーズとともに、おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫…と、かぶを抜く人が増えていきます。

同じパターンの繰り返しは、ストーリーのある本を読み始めた小さな子にはぴったりです。「それで?それで?どうなるの??」と、目をキラキラさせて期待してくれます。

また、うちでは何度も読み聞かせをする中で、かぶを引っぱる人に息子本人や、おねえちゃん、父、母、おじいちゃんおばあちゃんなど、身近な人をどんどん登場させていたら、とても喜んで本の世界に入り込んでいました。


おおきなかぶ
ロシア民話/A.トルストイ:再話/内田 莉莎子:訳/佐藤 忠良:画
福音館書店