matsubockrin 子どもの本棚

親子で読んだおすすめの絵本・児童書を紹介します。

しょうぼうじどうしゃ じぷた

街の消防署には4台の車がありました。高い場所の火も楽に消せるはしご車、強い水圧で一気に消火するポンプ車、けが人をすぐ病院へ運ぶ救急車、そして古いジープを改良した小さな消防自動車“じぷた”です。 華やかな仕事ぶりの3台に比べて、じぷたは自分が小…

ぐるんぱのようちえん

大きなぞうのぐるんぱは、ひとりぼっちでくらしていました。あんまりさみしくて悲しいので、働きに出ることになりましたが、ビスケット屋さんでも、お皿屋さんでも、靴屋さんでも、自分サイズの大きなものを作ってしまい、お店の人に「もうけっこう」と断ら…

おしゃべりなたまごやき

“寺村輝夫/作”と見ると、「おもしろそう」と反応してしまいます。 子どもの頃に読んで面白かったお話に、寺村さんのものが多かったからかなと思います。その中で一番初めに読んだお話が、この『おしゃべりなたまごやき』です。 毎日が退屈な王様が、ぎゅう…

ちいさいおうち

静かな田舎の丘の上に、ちいさいおうちが建てられました。とても丈夫な家で、何年もずっとそこに建っています。その間に、まわりの景色はどんどん変わっていきました。 ひなぎくやりんごの木の代わりに、大きな道路ができ、電車が走り、ビルが立ち並びました…

いやいやえん

『ぐりとぐら』作者コンビのデビュー作です。 『けんたうさぎ』で初めて児童書の読み聞かせをしてみて、3歳、5歳の息子と娘が楽しそうに聞いていたので、次の本に選びました。 文字が多くなるので、子どもたちが聞き続けられるか心配でしたが、最初の章で…

けんた・うさぎ

『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんと山脇百合子さんの児童書です。 娘が幼稚園年長さんの時に先生が読み聞かせをしてくれて、初めてこの本を知りました。 それまで家では絵本ばかりを読み聞かせしていたのですが、楽しそうにこの本の話をする娘を見て、…